【日本人一期生が語る】キリロム工科大学を休学するメリット・デメリット【カンボジアの大学】

tomo
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今回はキリロム工科大学が休学制度について実際に休学した僕がまとめてみました。
日本の大学とは違う点がいくつかあるのでぜひ読んでみてください。

 

 

 

そもそもキリロム工科大学を知らない人は下の記事を読んできてください!

日本人1期生が語る『”キリロム工科大学”ってどんな大学?』

 

キリロム工科大学を休学するために必要な費用

 

キリロム工科大学の休学に必要費はズバリ0円です!

先日、キリロム工科大学の理事長のブログで変更があり1セメスター毎に500USD必要らしいです。

つまり1年間休学したら10万円前後必要になってしまいました。。。

 

日本の大学って休学するのにお金が必要らしいですよね?

国公立大学であれば休学費は無料らしいですが、私立大学になると大学ごとに異なりますが数万円から数十万円という大金が必要になります。

結構色々な学生が署名を集めて休学費の減額を訴えているみたいです。

 

そんな中キリロム工科大学では無料で休学することができるので、お金の面で躊躇せずに休学をすることができます。

僕はこの制度が作られる前だったので、休学費用はかかりませんでした。

ちなみにこれは一期生だけかもしれませんが僕は学期の途中で休学したので、残りの授業料であったり、生活費は全額返金してもらいました。

ただこれは日本人受け入れが初めてで退学者が続出したから返金しただけで、これから一度払った授業料が返金されるのかは微妙なので、気になる人は大学側に直接聞いてみてください!

 

 

最長何年間キリロム工科大学を休学できるのか

キリロム工科大学は最長2年間休学することができます。

カンボジアの法律で大学は6年間以内に卒業しないといけないらしく、ギリギリで2年間休学できますが、絶対に留年できない状態になってしまいます。

おそらくそれで留年してしまうと除籍になってしまうので元も子もないです。

もう1つカンボジアの法律で休学は1回しかできないらしくて、一度1年間休学してしまうとその後休学はできなくなります。

しかも休学期間を延長することもできないみたいなので結構都合が悪いです、、、

 

日本の大学だと8年以内までに卒業だとか、休学期間はカウントされないから長い期間在籍することが可能だとか聞きます。

本当に休学の事だけを考えたらカンボジアの大学よりも日本の大学の方が融通ききそうです!

 

 

キリロム工科大学を休学するメリット

「キリロム工科大学を休学してなんのメリットがあるのか」

と疑問に思う方もいるかもしれないので僕が感じたメリットをまとめました。

 

経歴で他の人との差別化ができる

 

僕が休学した理由の1つとして経歴が面白くなるという事です。

欧米の方だったり、マレーシア留学はだいぶ人気が出てきていてそれだけでは差別化ができていないのが現状だと思っています。

 

そんな中、

「高校卒業して短期ではないく海外進学という形でカンボジアの大学に通っていました」

と自己紹介ができるので結構多くの人が興味を持ってくれて、話のネタになります笑

 

この経歴を話すとインターンの面接の受けが良かったりするかもしれない、、

ただ最初それなりに興味を持ってもらえますが、思っていたより驚いてもらえなかったのも事実ですね。

やはり留学するという事自体の価値は下がってきているのかなと実感します。

そこまでお金をかけずに留学ができる世の中になっているので、

「他の留学生とどう差別化するのか」

という部分が重要になってきます。

 

ただ間違いなく”カンボジアのキリロム工科大学を休学”は多少は差別化できると思っています。

カンボジアはブルーオーシャンすぎる笑

 

先進国と後進国での生活を経験できる

 

カンボジアはASEANの中でも最貧国で日本は世界でもトップレベルの発展をしています。

その両方の環境で生活できる事によってありえないくらいに自分の中の選択肢が広がります!

生活習慣も日本と全く違うし、食べているもの、サービス、施設、あらゆるものが日本と異なります。

 

そういった場所で生活をしていく中で日本の生活では考えつかないような事も発見できる。

 

物事だけでなく、考え方であったり、スピード感も体験できる。

 

そういった皆とは違う視点を持って、日本に戻り、インターンをしたり事業を考えたりすると発想の引き出しが多くなると思います。

 

どっちかというとキリロム工科大学を休学するメリットというよりかはカンボジアでの生活の経験が生きるという感じですかね。

みんなが同じ考えだと面白くないし、ぶっ飛んでいる発想も思いつかないと思うので一度日本の生活環境とは180度違う場所で生活してみるといいかもしれませんね!

 

キリロム工科大学を休学するデメリット

メリットを先程述べましたが、必ずしもいい事だけではないのでデメリットも簡単にまとめてみます。

 

英会話能力が衰える

 

これは休学して日本に戻ってきた場合になりますが、圧倒的に英語に触れる機会が減ってしまうのでリスニング能力や英会話能力が衰えてしまいます。

休学中にも継続的に勉強すればいいとは思いますが、避けては通れない部分だとは思います。

なので復学するという時に

「授業の英語についていけない」

という事になれば、だいぶ単位を取るのが大変になってしまうので注意しないといけないです。

 

ただ休学して他の国で生活するという事になれば英語に触れる機会はあると思うのであまり心配しなくていいかもしれません。

 

復学後に勉強に集中しないと除籍の可能性

 

重複する内容ではありますが、カンボジアの法律で大学の在籍が最長6年と決まっているので、復学後に留年という事になれば最悪除籍にもなりかねないので、覚悟が必要です。

なので休学するにしても、復学する気があるのであれば1年間の休学にして、1年分の余裕を持たせておいたほうが無難だと思います。

 

まとめ

 

キリロム工科大学を休学するメリット・デメリットは

メリット

・経歴で他の人との差別化
・先進国と後進国での生活経験による発想の向上
休学費用がかからない


デメリット

・英語能力が衰え復学が大変になる可能性
・復学後に勉強に集中しなければ除籍の可能性

海外大学の休学はそれなりに勇気がいる事だとは思いますが、しっかりと自分の進むべき道を考えて選択をして欲しいです。

 

ちなみにキリロム工科大学の休学は僕がファーストペンギンなので、何か聞きたいことがある人はぜひ質問してください!

 

 

 

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