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仮想通貨とは
仮想通貨とはその名の通り「仮想」の「通貨」である。
そもそも日本円やアメリカドルは国が発行し、国が価値を保証している「法定通貨」と呼ばれるものである。
それに対し仮想通貨は国が保証していないという点が大きな特徴にもなっている。
国が保証していないのになぜ仮想通貨に価値が付いているかというと、
人々が価値があると思っているからである。
これは通貨や紙幣の誕生話を考えて貰えば分かるが、日本で言えば通貨ができる前は、米と何か商品を交換していた。
それが持ち運び不便だから徐々に今の通貨の形に近づき、またもっと軽く持ち運ぶために紙幣へと派生していっている。
そしてその価値を国が保証しているからこそ、その価値が保たれている。
よって仮想通貨も価値があると信じている人いるために成り立っている。
逆に言えば、価値がないと思っている人からしたら、仮想通貨には全く価値がない。(国に保証されていないから、信用している人が少ない)
ちなみに仮想通貨の種類は世界で1000を超え、日本ではbitcoinをはじめとする30種類の仮想通貨が主に使われている。
ではなぜ仮想通貨に価値があると思っている人が増えて来ているのかを仮想通貨の仕組みとともに話していく。
仮想通貨には法定通貨にはないメリットがいくつかある。
・送金が簡単
・手数料が安い
・どこからでも現金化可能
仮想通貨はインターネット上にある暗号化された通貨のため、ネットさえあれば、アフリカにいようと、アジアにいようと関係なく現金化することが可能になる。
これを便利さが証明され、人気がついたある事件があるので紹介しよう。
【2013年 キプロスの金融危機】キプロスは近隣国であるギリシャとの関係が深く、 よってキプロスの銀行は市民に対して、1度に引き降ろせるお金を制限した。 そんな中、わずかなキプロス市民はbitcoinを保有していたため、そんな長蛇の列に並ぶ必要がなく、現金を確保することができた。 この一連の事件でbitcoinの便利性が世界に広まり、一気に仮想通貨が広まっていった。
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話を戻して、
他にもインターネットにある通貨ならハッキングの心配などしている人がいると思うが、そこで重要になるのが「ブロックチェーン」である。
現在仮想通貨の多くはブロックチェーンの技術が使われている。
簡単に説明すると、仮想通貨のやり取りをブロック化して全てのユーザーが監視している。
そのため改ざんがあれば、すぐに気づかれるし、そのやり取り時代を暗号化して改ざんできないようにしているため、その心配もない。(でも最近なんかGoogleの発表で暗号を解ける可能性があるとかないとか、、、ここは各自で)
じゃあ仮想通貨が取られる心配がないかといえば、何回も事件は起こっていて、仮想通貨の取引所で盗まれることはあるらしい。
ただあくまで取引所のミスであって、仮想通貨自体の欠陥ではない。
ただデメリットもあげられる。
・闇組織などのマネーロンダリング
・価格変動が激しい
ヤクザなどが複数の仮想通貨で資金洗浄を可能にしてしまうのは1つの課題点であり、G20なのど議題にも上がっている。
他にもまだ利用者が少ないために価格変動が激しく、現在 は送金目的というよりかは投機目的が大半になってしまっている。
これは利用者が増えれば、変動は落ち着いてくる。